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ΑΙΩΝ

《アントロポス》

汝らが心に、苦しみはある。苦しみとは何であろうか?汝らは、ここにおいて思うがよい。苦しみとは何かを。ここで私は明かす。苦しみとは、道である。汝らの歩むべき処である。

汝らは、故に、二つの道を持つ。堕落と克服である。堕落へと向かえば、堕落した汝があるだけであり、克服すれば、克服する汝があるだけである。故に、汝ら存在は、己を知るべきである。存在であるがために。

苦しみは汝らの本質を示す。故に、汝らは、己が苦しみをよく知るべきである。故に、苦しみは、耐えてもいけない。苦しみをいくら耐え続けても、耐え続けることがあるのみである。また、逃げてもいけない。目を伏せてはいけない。常に自分自身を偽るな。

苦しみは、汝らの本質の、厭う処である。また、喜びは、汝らの本質の、嬉む処である。故に、己を知りたくば、すべての今における、汝らの苦しみを、全身全霊で掴み、そして、知り、その理由を見いだすがよい。それが、汝ら自身の、即ち、法の計画である。

汝らは、汝らに忠実であれ。その他のことには捕らわれるな。そして、毛の先ほどの不満も見落とすな。己を満たしたものには、すべてが見える。引きずられるな。世界に。そして、己に。そして、常に、己が己であれ。これが、自由である。また何れ。

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