21Jun
久高島の宿についてすぐ、宿の西銘sさんに、“何のために久高に来たのか”と、いきなり問われた。
同行した皆にも言ってたと思うが、今回Kawaはかなり乗り気ではなかった。
今回はパスするつもりだったのだが、うやむやのうちに拉致られていた。そんな状態なので目的も糞もない。あえて目的を語るなら受け身的に、“流されたから”って事だろうか?一味は相変わらず適当なことを語ってるw
晩ご飯を済ませ、宿に戻るとその時のやりとりが好印象だったらしく、“朝の礼拝につきあわないか?”と誘いを受けた。皆行く気満々w
翌朝5時半集合と言うことで解散し部屋に戻った。夕刻から体調を崩していた565氏は部屋に戻るなり倒れ込んでしまい、そのままドラッグを喰って早々に眠ってしまった。
外はまた偉く激しい雨が降っていて、雨はすぐにやんだが雷が一晩中やる気満々で“ビカビカ”していた。
翌朝お祈りのために向かったのは、伊敷浜という、黄金の壺が流れてきたという聖地。そこから朝日に向かってお祈りをする。日の出の時間直前まで曇っていたのだけど、何とか朝日が拝める状態まで天気が回復。一息ついたところで、事件?は起こった。
Kawaがここに来た理由?というか、連れてこられたのには深いわけがあるという。どうも前日、西銘kさんに言われたことに関連があるようだ。
伊敷浜で一息ついた後、伊敷浜から次の目的地に向かうまでの大きな通りまでの間に、小さな拝所があって、縦500mm横400mm奥行き200mm程度の石が一つあった。
ここには神様がいるらしく、いつもならにこにこ笑っているのに、どうも今日は険しい顔になっているらしい。なぜ険し表情なのかを、西銘sさんと西銘kさんが、“何か”に話を聞いているようだ。
突然、Kawaは西銘sさんに呼ばれた。曰く、どうもその原因がKawaに有るらしい。
話を聞いてみると、Kawaの12代前の先祖がここ久高で亡くなっているはずだと言うこと。その方がどうも当時のここの神様(ラ・ムーだと言われた)に向かって虚偽の発言をしたらしいこと。
そのこと自体神様は知っていて、どうとも思っていないにもかかわらず、本人がかなり思い悩み苦しんでいること。その先祖がKawaの後ろにべったりと付いてきていると言うこと。その思いを、今ここで置いて行きなさいと言うことなどを一気に語られた。
前日の晩、西銘kさんに言われたのもどうやらこの方だったようで、一緒に祈るからそう言った思いを全部置いて言ってしまいなさいと言われた。
しばらく指示に従って祈りを捧げていると、“もう大丈夫”と言われ、後ろにいたかも知れない人もやっと解放されたようだ。
伊敷浜を離れ、いくつかの遺跡を回りながら島の最北端、カベール岬に向かう。岬にある小浜は、アマミキヨの到着した霊地として伝えられているらしい。
当日はそれほど気にしてなかったのだが、デジカメのタイムスタンプから小一時間ほどもここで瞑想に耽っていたようだ。